テクニカル分析
【日経平均】ドル円やS&P500との相関
〇日経平均とドル円 再度正相関の兆し
日経平均株価は基本的にドル円と相関していることは周知の事実ですが、ここ1ケ月半ほどは逆相関の関係にありました。※下画像参照

これはちょうど米国株も合わせてピークアウトした時期と重なっておりましたが、先週26日の日銀会合を通過した後のナイトの値動きから、また日経平均はドル円との正相関が戻ってきています。26日のNY市場は米国株価指数が伸び悩む中で日経先物は価格が上昇し、前回高値付近まで上昇しました。さらに29日の日中ではダブルボトムのネックラインを超えて推移しており、チャートの形状でみると短期的にS&P500をアウトパフォームしてきています。
〇米国株が売られると日本株も売られる S&P500との相関について
4月前からドル円との相関が崩れたわけですが、見方を変えれば「米国株価指数が下落すれば日本株価指数も下落する」という基本の値動きになっているにすぎません。
直近ではS&P500と日経平均はほぼ相関している関係性で、このレンジが続く限りはS&P500と連動して動くということを基本に置いておく必要があります。※下画像参照

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