【日経平均週足】26週線への収束をみる
週足レベルでの上昇トレンドが継続している日経平均ですが、26週線との乖離率が約13%と拡散した状態が続いており、これまでの傾向だといつ26週線への収束が起こってもおかしくない状態です。
ここでは週足テクニカル観点で年末に向けての値動きを追っていきます。
週足レベルでのトレンド終了の目安は上昇トレンドの場合は乖離率10%-15%ほど(上昇トレンドと下落トレンドで差があります)の拡散が限界値です。
以下、調整局面に入ったときの想定される値幅や重要節目をまずは日足からみていきましょう。

現物日足
きれいな上昇トレンド継続中です。25日線割れがトレンド終了の最重要シグナルです。黄色帯は窓表示をやめてサポートラインとして表示しています。

現物日足 +フィボナッチ
半値まで下落する場合、bおよそ38000-37000がシーズン安値。
33%まで下落する場合、aおよそ41000-40000がシーズン安値。
※週足26週線は40000ほどに位置してますが、ボラで10%くらいはブレることは頻繁にあります。この場合日足では実線陰線でも週足では下ヒゲを付けることになります。

現物週足
画像のとおり週足で26週線から10%以上拡散した場合、必ず26週線への調整が起こりますが注意点があります。
①直近高安値から26週線までの収束期間は早くて1か月前後、遅いと2か月前後。
②収束が遅いほど値幅が出にくくトレードがやりにくくなる。
①の場合は2~3週間の保持でも十分なボラ、値幅が出るのでスキャルピング~デイトレ含めてトレードしやすい環境になりますが、②になる場合は日足~4時間足ではもみ合いのようになるため、私の推奨しているトレンドフォローではトレードしにくいです。
これら点を踏まえ、直近は以下に注目してチャートをみることになります。
①25日線割れを起こす前後でのボラ
②サポートラインとなるべき位置で日足~4時間足で下ヒゲ足が連続してつくかどうか
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